人中短縮術(リップリフト)
人中(じんちゅう・にんちゅう)とは、鼻の下から上唇の間にある縦の溝のことです。
この部分は顔の印象を大きく左右する重要なパーツで、長さや深さによって表情の印象が変わります。
一般的に、理想的な人中の長さは10〜13mm程度とされており、この長さだとバランスの取れた若々しい印象になります。
しかし加齢などにより人中が長くなったり、目立ちすぎたりすることで、顔全体の印象に大きな影響を与えることがあります。
人中とは鼻と唇の間にある溝のことです。人中短縮術は鼻の下から唇までの距離を縮小することで、お顔全体のバランスを整え小顔に近づけることができます。
鼻の下が長いとお顔全体がのっぺりとした印象になり、いくら鼻筋がスッと通っていても綺麗なお顔立ちからは遠ざかってしまいます。また、間延びした印象から馬面に見えたり、老けて見えたりするのも鼻の下の長さが原因の一つです。
このような長く伸びた人中を短くすることでお顔全体のバランスが整い、引き締まった印象の小顔に見せることができます。鼻の下は老化によっても伸びるため、人中短縮術を受けることで若々しさを取り戻す効果も期待できます。
人中短縮術がどのような施術なのか詳しくみていきましょう。
鼻の下が長いとのっぺりと間延びした印象に見えますが、人中短縮術によって鼻の下から上唇までの距離が縮まると、バランスの整った綺麗なお顔立ちに近づきます。また、鼻の下が短いと小顔に見える効果も期待できるため、面長な印象で悩んでいる方にもおすすめです。
お顔の第一印象を決めるのは目元だと思っている方が多いですが、実は顔の下半分(特に鼻の下から顎先まで)のバランスも大きく関係しています。ぱっちりとした綺麗な目元だったとしても、鼻の下が長いと全体的にバランスが悪くなり美人顔とはいえないでしょう。鼻の下の長さを短くすることは美人顔に近づくための重要なポイントといえます。
鼻の下の長さは「〇センチ以上だと長い」といった明確な基準があるわけではありません。日本人の鼻の下の平均的な長さは1.5cmといわれていますが、あくまでも重要なのはバランスです。鼻の下は長すぎても短すぎても美人顔から遠ざかります。
鼻の下から顎先までの長さが下記のようなバランスになっているのが理想です。
鼻の下〜上唇:1
下唇〜顎先:2
鼻の下が長いと感じていても、実はお顔全体で見たときにバランスが取れている場合もあるため、長さに囚われるのではなく、お顔全体のバランスを見るようにしましょう。口元のバランスが整うだけで小顔に見え、美人顔に近づけることが可能です。
人中短縮術は鼻の下を切開し皮膚を切り取ります。切開する場所が鼻のすぐ下のラインとなるため、影になって傷跡が目立つことはほとんどありません。切開を伴う施術となりますが、傷跡が目立ちにくいのは人中短縮術の特徴といえるでしょう。
人中短縮術はふっくらとした立体的な唇に見せる効果もあるため「リップリフト」とも呼ばれています。鼻の下のラインを切開し皮膚を切り取りますが、縫合の際に唇が引き上げられるため唇に厚みが生まれるのです。人中短縮術は鼻の下の長さを縮めるだけでなく、立体的な唇に近づけることでより女性らしい魅力的な口元を形成します。
鼻の下を切開して引き上げる
鼻の下〜小鼻を切開して引き上げる
上唇の外側を切開して引き上げる
人中短縮術には主に3つの施術方法があり、切開する部分が異なります。内側人中短縮術は鼻のすぐ下のラインに沿って切開するため傷跡が目立ちにくく、多くの患者様に選ばれています。また、外側人中短縮術は小鼻付近まで切開するため人中の外側も引き上げることが可能です。唇をふっくらさせたい、外側人中短縮術(小鼻)でもアプローチできない部分まで引き上げたい方には外側人中短縮術(唇)が適しているでしょう。
どの施術方法が適しているかは患者様のお顔全体のバランスや人中の状態によって異なるため、患者様のご希望をお伺いしながら医師が診察の上ご提案いたします。
人中短縮中にはメリットだけでなくデメリットもあります。それぞれしっかりと理解した上で施術を受けるか検討しましょう。
※ガミースマイルとは笑ったときに歯茎が目立つ状態のことです。人中短縮術によって鼻の下が短くなると、ガミースマイルがさらに目立ちやすくなる可能性があります。
最近では人中が短いことが美人顔の一つの条件と考えられています。そのため、人中を短く見せる「人中短縮メイク」に注目が集まっているのです。
①シェーディングで人中に立体感を作る
②上唇の山部分にハイライト、口角の下部分にコンシーラーを入れる
③リップライナーで上唇にボリュームを持たせる
人中短縮メイクは上記の3ステップで簡単にできるため多くの女性が実践されています。しかし、効果をすぐに感じられるというメリットがある反面、メイクを落とすと元の状態に戻ってしまうというデメリットもあります。一時的な効果を求める方にはおすすめですが、すっぴんでも理想の口元になりたい方や毎日の人中短縮メイクが負担になる方は、美容整形による人中短縮を検討してみてもよいでしょう。
「人中短縮術に興味はあっても手術には抵抗がある」という方には、切らない人中短縮術「スマイルCカールリップ」がおすすめです。スマイルCカールリップは注射だけで理想の口元に近づける施術のため、切開を伴う施術に抵抗がある方にもお受けいただけます。
<スマイルCカールリップ>
・人中短縮ボトックスで理想的なCラインを形成
・口角挙上ボトックスで下がった口角を引き上げる
・唇のヒアルロン酸注入で唇のボリュームアップ・上下バランスの調整
スマイルCカールリップで使用するボトックスやヒアルロン酸は体内に吸収されるため、術後の経過とともに元に戻っていきます。まずはどんな仕上がりになるか確認したい、初めて人中短縮術を受けるという方は、注射のみでできるスマイルCカールリップを検討してみてもよいでしょう。
*スマイルCカールリップはこちら >>>
人中短縮術は鼻の下から上唇までの距離を縮めることで理想的な口元を形成します。また、人中短縮術によってお顔全体のバランスを整えることで美人顔に近づけることが可能です。鼻の下が長いとお悩みの方や小顔に見せたい方、毎日人中短縮メイクをしている方は、ぜひ一度人中短縮術を検討してみてください。当院では無料のメール相談やカウンセリングを受け付けておりますので、まずはお気軽にご相談ください。
所要時間 | 30~60分 |
施術回数 | 1回 |
通院 | お傷のチェックのために施術の5〜9日後に来院が必要です(抜糸が必要な場合はその時に抜糸します) |
痛み | 麻酔を使用するためほとんど痛みは感じません |
メイク・洗顔 | メイクは患部を避ければ施術当日から可能です 洗顔はお傷を濡らさないように施術翌日から可能です |
シャワー | お傷を濡らさなければ施術当日から可能です |
カウンセリング~診察
患者様のお悩みやご希望をお伺いし、人中の長さや口元の状態、お顔全体のバランスを拝見いたします。施術方法を決定した上で治療費用のお見積りをご提示いたします。
デザイン・マーキング
鼻の下の切除する範囲や部位を細かく決めていきます。数mmの差でお顔の印象が大きく変わるため、慎重にデザインを決めていきます。
麻酔
施術前に麻酔を行います。
施術
マーキングした部分を切除し、丁寧に縫合していきます。
次回ご予約
施術の5〜7日後に、次回のご予約をお取りいただきます。
施術内容 | 料金 | 備考 | |
内側人中短縮術 | 275,000円 | ||
外側人中短縮術 | 小鼻 | 550,000円 | |
唇 | 385,000円 | ||
PRP注入療法 | 77,000円 | 手術とのセット時 | |
笑気ガス麻酔 | 22,000円 | ||
静脈点滴麻酔 | 55,000円 |
※表示価格は全て税込価格となっています。
※料金は予告なく変更する場合がございますのでご了承ください。
2000年 | 東邦大学医学部 卒業 |
2000年 | 国家公務員共済組合連合会 虎の門病院勤務 |
2004年 | 品川美容外科 入職 |
2007年 | 品川美容外科 鹿児島院院長 就任 |
2012年 | 品川美容外科 川崎院院長 就任 |
2013年 | オザキクリニック 新宿院院長 就任 |
2013年 | Kanac美容外科皮膚科クリニック 院長 就任 |
2014年 | 中央クリニック 入職 |
2015年 | 千葉中央美容形成クリニック 開設 |
2018年 | 医療法人社団 美星会 理事長 就任 |
2020年 | 医療法人社団 美星会 東京表参道BeLumiクリニック 開設 |
日本美容外科学会 日本美容皮膚科学会 日本医学脱毛学会 日本先進医療医師会 アラガン社ボトックス、ヒアルロン酸施術資格 サーマクール認定医 ウルセラ認定医 アルジェネス(ボタニカルフィラー)エキスパート(指導医) 日本医療毛髪再生研究会 理事 |