デリケートな問題だからこそ専門家に相談を!婦人科形成で処女膜を再生させる方法
処女膜は、性行為をしたことがない人にだけあるものと思っている人が多いのではないでしょうか。実は、性行為をしたことがある人にも、処女膜は残っているのです。
また、処女膜は具体的には膜ではなく、中央に穴が開いているということをご存じの方はあまり多くおられないでしょう。ここでは、処女膜の基本知識と処女膜再生術について解説します。
処女膜とは
処女膜とは、膣の入口にある薄い膜のことです。
膜というと、膣そのものを覆っているように思えるかもしれませんが、実際には伸縮性のあるヒダ状の膜が、ヒダの内側同士が繋がって存在しています。そのため、指1本分の穴が処女膜の中央部に開いていることがほとんどです。
処女膜の役割は解明されていませんが、成長期の子供の膣を細菌感染から守っていたり、精子の逆流を防いだりしているといった説があります。また、生理的な意味が一切ないにもかかわらず、単に存在しているだけという説を唱えている人もいるようです。
処女膜の種類
処女膜は、損傷の程度や開口部の形に応じて、さまざまな種類に分類されます。
(1)損傷の程度による分類
・完全処女膜
一切の損傷がない状態
・破綻処女膜
激しいスポーツや性行為など、外部から力が加わったことで損傷した状態
・処女膜痕
出産などにより、完全に処女膜が消失して痕だけが残った状態
(2)開口部の形による分類
・半月状処女膜
横に寝かせた半月のような形をしたタイプ
・環状処女膜
輪のような形をしたタイプ
・中隔処女膜(二ツ孔処女膜)
処女膜の穴が2つ開いているようにみえる
・篩状(ふるいじょう)処女膜
小さな穴が複数個開いているようにみえる
・分葉状(ぶんようじょう)処女膜
環状の広がりが大きい
・剪裁状(せんさいじょう)処女膜
Yの字に切れ目が入っているようにみえる
処女膜は性行為の体験がなくても破れることがある
初めて性行為をしたときには、処女膜が破れて痛みをともなう出血が起こると思われがちですが、処女膜の形状や厚さには個人差があるため、このような症状をともなわないこともあります。
また、生まれつき破れたような形状になっていたり、柔道や体操などの激しいスポーツによって破れたりしていることもあるのです。これにより、性行為の経験がないとパートナーに伝えていた場合において、性行為の際に出血や痛みがなかったということで、疑いをかけられるケースもあります。
このようなトラブルを避けるためには、男女ともに処女膜に対する正しい知識を身につけておかなければなりません。また、激しいスポーツをしているために、処女膜がすでに破れており、性行為をするそのときまでに再生させたいという方は、クリニックで処女膜再生術を受けることを検討しましょう。
処女膜再生術
クリニックで受けることができる処女膜再生手術では、膣の粘膜を少しだけつまんで縫合します。治療にかかる時間は短時間であり、手軽に受けることができるでしょう。
処女膜再生術は、次のような人に向いています。
・性行為をしたことがないと嘘をついてしまった
・初体験の感覚をもう一度楽しみたい
・激しいスポーツをしているために処女膜が破れてしまった
・生まれつき処女膜が破れている
手術を受けるうえでの注意点
処女膜再生術を受けたあとは、わずかに患部が腫れることがあります。腫れ方には個人差があるため、実際に治療を受けなければどれだけ腫れるのかはわかりません。近いうちに性行為をする予定があるのであれば、延期した方がよいでしょう。
おわりに
処女膜は、性行為だけではなく激しいスポーツで損傷することもあります。そのため初めて性行為にも関わらず、処女膜が破れており、それを指摘され傷ついてしまう女性もいるのです。処女膜を再生させたいのであれば、クリニックで処女膜再生術を受けましょう。
処女膜再生術は、短時間で治療が終わるので手軽に受けることができます。初体験のような感覚を味わいたい、性行為の体験がないのにあると勘違いされたくない場合などに受けてみてもいいでしょう。
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