膣縮小やクリトリス包茎・処女膜再生など婦人科形成術を一挙ご紹介!
ご自分の女性器になにかしらのコンプレックスを抱えている方は多いものです。また、そのような場合、それに伴うトラブルを抱えているケースも少なくありません。
膣の各部位のトラブルは、婦人科形成術で解決できる可能性があります。婦人科形成術は、膣に関する形成術全般のことです。
さまざまな種類がありますが、ここでは膣縮小術とクリトリス包茎手術、処女膜再生手術について解説します。
膣縮小とは
膣内は、顔の皮膚と同じく加齢と共にゆるんでいきます。膣のゆるみの主な原因は出産や加齢などであるため、予防することが困難です。しかし、ゆるみを解消できないということはありません。膣縮小術はゆるんだ膣を切開して縫い縮めることで、膣内を引き締める治療法です。
こちらは、膣のゆるみそのものを改善する治療法であるため、高い効果が期待できます。次のようなことに心当たりがある方には、膣縮小術を受けることを検討してみましょう。
・くしゃみをしたときに尿漏れする
・入浴すると膣内に水が入る
・膣のゆるみをパートナーに指摘された
膣縮小の方法
膣縮小術は、次のような流れで行います。
(1)膣の入り口を数cm切開する
(2)ヒダを作りながらゆるんだ膣壁を縫い縮める
クリトリス包茎とは
クリトリスとは、膣の上部にあるもので、男性でいうところの亀頭にあたります。このクリトリスを覆っている皮のことがクリトリス包皮です。子供の頃はクリトリスが包皮に包まれているのですが、成長すると自然にクリトリスが露出するようになります。
クリトリスは、完全に露出している場合もあれば部分的に露出している場合もあり、性的興奮によってクリトリスが勃起すると露出するようになる人もおり、個人差がある部分です。一方、常にクリトリスが包皮に覆われている状態をクリトリス包茎といい、手で包皮を剥くことでクリトリスを露出できる場合は仮性、自力で露出させられない場合は真性のクリトリス包茎と呼ばれます。
クリトリス包皮と小陰唇は繋がっているため、小陰唇が肥大している人はクリトリス包皮も余っており、それによってクリトリス包茎になることが多いでしょう。
クリトリス包茎の症状
クリトリス包茎になると、クリトリスの亀頭と包皮の間に垢などの汚れが溜まりやすくなります。汚れによって細菌感染やニオイを引き起こしやすくなるため注意が必要です。
また、汚れを長期間に渡って溜め続けると、汚れが硬くなり、それがクリトリスの亀頭と包皮を癒着させてしまうこともあります。
クリトリス包茎術の方法
余分なクリトリスの包皮を切除することで、クリトリス包茎を改善できます。部分的に露出させることもできますが、完全に露出させるように切除することも可能です。
また、小陰唇肥大を合併している場合には、小陰唇縮小術を一緒に行うことをおすすめします。
処女膜再生とは
処女膜は膣の入り口を塞いでいる膜のことで、膜の一部に穴が開いています。そのため、処女膜があっても性交渉ができるのです。性交渉によって処女膜が裂けるため、処女膜がないと性交渉の経験があると思われてしまうことがあります。
しかし、処女膜は性交渉だけではなく、柔道や体操、陸上など激しい運動などで自然に裂けることもあるのです。また、自慰行為やタンポンの挿入なども処女膜が裂ける原因となります。このように、処女膜が裂ける原因は様々ですが、パートナーが十分な知識を持っていないために、処女であるのに信じてもらえないことがあるでしょう。
あらぬ疑いをかけられることで、パートナーとの信頼関係にヒビが入ることも珍しくありません。そのため、処女膜が裂けている人の中には、処女膜再生手術を求める方もいます。
処女膜再生とは、避けた処女膜を縫い合わせる手術です。全く粘膜がなくなってしまった場合には、新たに粘膜を作ることもできます。
おわりに
婦人科形成術には、膣縮小術やクリトリス包茎、処女膜再生などがあります。膣に関する悩みはとてもデリケートであるため、気軽に相談できるものではないでしょう。
クリニックの医師は、プライバシーに配慮しつつ患者の声に耳を傾けてくれるので、安心です。一人で悩まず、まずは医師に相談しましょう。
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