小陰唇縮小ってなんだか不安という方へ!小陰唇縮小のメリットとデメリットについて解説
小陰唇のかたちは個人差があるものですが、実際のところ自分がどのような状態かはわからないものですよね。そのため、ご自身が不便を感じていたとしても、それを当たり前のことと思ってしまうことが多いでしょう。
一方、小陰唇は膣の一部であり、膣の見た目にコンプレックスを感じてしまったり、大きいことが原因で痛みを感じてしまうことがあります。このような場合には、小陰唇縮小手術を受けましょう。
ここでは、小陰唇縮小のメリットとデメリットについて解説します。
小陰唇とは
小陰唇は、陰部のふっくらとしたヒダの内側にある薄いヒダのことです。小陰唇は女性ホルモンの影響を受けて、思春期以降に大きく厚くなります。
20歳までに完成されるのですが、アトピー性皮膚炎や皮膚の炎症、女性ホルモンの感受性などさまざまな要因により、通常よりも大きくなることがあるのです。
小陰唇が大きいことによるトラブル
小陰唇は、雑菌の膣への侵入や尿の飛び散りを防いだり、性交渉の際に陰茎を包み込んだりする役割を果たします。そのため、小陰唇は無くてはならないものです。
しかし、小陰唇が通常よりも大きいと、下着に擦れて痛みが出ることがあります。立ち仕事や歩き回る仕事をしていると、継続的に小陰唇に負担がかかり、痛みに悩まされるようになります。
また、小陰唇が通常よりも大きいことで、男性にとっての膣の理想の形から外れ、男女関係に支障をきたすこともあるでしょう。さらに、小陰唇と大陰唇の間に腐敗した垢が溜まり、ニオイの原因となることもあるのです。
小陰唇縮小手術の特徴
小陰唇の余分な部分を高周波メスで切除し、止血後に縫合します。局所麻酔をしたうえで行うので、強い痛みを感じることはありません。また、小陰唇は血流がよい部位であるため、目立つ手術跡が残る心配も少ないです。
ちなみに、自然に溶ける糸で縫合した場合は抜糸の必要もありません。あらゆる意味で身体への負担が少ない治療といえます。
小陰唇縮小のメリット
小陰唇縮小の手術を受けることで、下着に擦れにくくなり、痛みから解放されるでしょう。また、膣の形が整うことで、男性に喜ばれる可能性もあります。さらに、大陰唇と小陰唇の間に垢が溜まりにくくなるので、衛生的な状態を保ちやすくなるでしょう。
小陰唇縮小のデメリット
小陰唇縮小手術には、目立ったデメリットはありません。強いていうならば、術後に安静にしなければならない期間が1~2日ほどあることです。シャワー浴は、術後1~2日から行えます。性交渉については、縫合の方法によって異なりますが、1~4週間後から可能です。
激しい運動は小陰唇に負担をかけるので、術後1ヶ月からにしましょう。普段からジョギングやサイクリングをしている人にとっては、激しい運動が行えないためにストレスがたまってしまうかもしれませんが、この期間はとにかく安静にすることです。
小陰唇縮小手術で起こり得るトラブル
小陰唇手術は、全くリスクがないという訳ではありません。次のようなトラブルが起こる可能性があります。
・術後の出血
手術中の止血が不十分であったり、術後に安静にしなかったりすることで、切除したところから出血する場合があります。十分な技術を持たない医師による手術を受けることで起こり得るトラブルです。
・感染
小陰茎は清潔を保ちにくい部位であるため、術後はしっかりとシャワーやビデで洗い流すようにしてください。また、抗生剤を処方された場合は、用法用量を守って服用しましょう。
・小陰唇を小さくしすぎた
小陰唇を小さくしすぎると、本来の役割を果たせなくなります。つまり、尿の飛び散りやすくなったり、雑菌が膣に侵入して感染症を起こしやすくなってしまうということです。ちなみに小さくしすぎた場合、修正することはかなり難しいでしょう。
おわりに
小陰唇が大きすぎると、小陰唇と大陰唇の間に垢が溜まってニオイを放つようになったり、下着との摩擦で痛みが出るようになったりします。小陰唇縮小手術を受けることで、そのようなトラブルを改善できるはずです。
小陰唇縮小手術のメリットとデメリット、リスクを踏まえて、受けるかどうか考えましょう。
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