小陰唇のお悩みは小陰唇縮小で解決する！小陰唇が大きくなる理由と手術後の生活 | 美ブログin千葉

膣は、小陰唇や大陰唇で構成されており、それぞれの大きさには個人差があります。一方、誰かと比較することがないため、ご自分がどんなかたちでどんな特徴があるのかを判断することは難しいものですよね。

ここでポイントになるのが、本来であればストレスを感じることなく生活できるはずなのに、小陰唇の形状によってストレスを感じつつ、それが当たり前だと思ってしまうことがあるということです。たとえば、小陰唇が必要以上に大きいことで、さまざまな問題が起こる可能性があります。まずは、自分の小陰唇の大きさを確認しましょう。

ここでは、小陰唇が大きくなる理由と手術療法について解説します。

小陰唇縮小とは？

小陰唇は、陰核から陰唇小帯までの部分のことを指します。膣の内側一帯のことだと思えばよいでしょう。小陰唇が必要以上に大きくなると、下着に摩擦されやすくなり、日常生活に支障をきたすこともあります。

小陰唇縮小とは、通常以上に大きくなっている小陰唇を縮小させる治療法です。

小陰唇が大きくなる理由

小陰唇は、思春期以降に肥厚したり色素沈着によって黒ずんだりして、20歳までには完成形となります。小陰唇の大きさについては遺伝的な要素が強いため、個人差が部分です。

通常、20歳以降に小陰唇の大きさが変化することはないのですが、次のような要因で大きくなることがあるといわれています。

・アトピー性皮膚炎
・皮膚の炎症
・リンパ浮腫
・女性ホルモンの影響

小陰唇のサイズをチェックしよう

小陰唇のサイズは個人差がありますが、大きい部類かどうかチェックしましょう。大陰唇に小陰唇が隠れる人は20%以下とされているので、小陰唇が隠れていないからといって通常よりも大きいということにはなりません。

目安としては、目に見えて小陰唇が大きい、または小陰唇を引っ張っると4cm以上になる場合は一度医師に相談した方がよいでしょう。また、摩擦されることで痛みを感じているかどうかが重要です。小陰唇が大きくても、問題が起きていなければ治療の必要はありません。

小陰唇縮小の方法

小陰唇縮小では、切除する範囲を決定後、切開して余分な小陰唇を取り除き、縫合します。縫合には、次の3つの方法があります。

・皮膚の表面を塗って、1～2週間後に抜糸する
抜糸後に痛みがない場合は性交渉をしても構いません。

・溶ける糸で皮膚の表面を塗って、自然に糸が溶けるまで待つ
自然に糸が溶けてから2～4週間経過すれば性交渉が可能です。ただし、あくまでも目安であるため、心配な方は医師に診察してもらいましょう。

・皮膚は医療用ボンドで固定し、内部だけ縫う
術後1週間以降に痛みがない場合は性交渉ができます。なお、この方法の場合に限り、他の縫合と比べて費用が4～5万円ほど高くなります。

手術後の日常生活

小陰唇縮小手術は比較的身体への負担が少ない手術です。しかしながら、術後2～3日は安静にしておいた方がよいでしょう。特に、立ち仕事や営業の外回りなど身体にかかる負担が大きい仕事をしている人は、できるだけ休むことが大切です。

一般的に、術後1～2日が経過すれば、シャワーを浴びられるようになります。術後に多少腫れることがありますが、心配はいりません。その他の日常生活に支障をきたすことはないでしょう。

日常生活での注意点

手術後の日常生活では、次のようなことに注意しましょう。

・患部の圧迫を続ける
術後1週間は、ガードルとショーツの間にハンカチなどを挟み、患部を圧迫してください。

・患部を清潔に保つ
傷があるということは、感染のリスクがあるということです。術後は、しっかりと小陰茎の周りを洗うようにしてください。泡立てた石鹸などを使用しても構いません。

・運動を控える
自転車の運転は小陰唇に負担をかけるので、術後約2週間は避けてください。また、他の運動に関しても同様に約2週間は避けることです。その後は、小陰唇への負担が少ないウォーキングやヨガなど軽い運動から始めて、激しい運動は術後1ヶ月から始めましょう。

小陰唇から出血したり抜糸が必要な糸がほどけたりした場合には、クリニックを受診してください。

おわりに

小陰唇が大きいことで、下着との摩擦によって痛みを感じているのに、誰かに相談できないという場合は多いものです。また、見た目の問題から夫婦関係に支障をきたす可能性も考えられます。

小陰唇縮小は身体への負担が比較的少ない手術ですので、気軽に受けることができるでしょう。まずは、医師に相談してください。